ペアトレードの典型的なパターン(金融株買い、原油関連株売り)になっている。原油安、円安に振れてきているが、日経平均先物(日足)の25日移動平均線はまだ右肩下がりの下降トレンドにある。もう暫くで右肩上がりになりそうな気配は感じられるが、主体別売買動向の約66%を占める外国人の動向を見ると「売り越し」となっている(因みに個人は約21%で買い越し〜7月2週)。薄商いの中、外国人の影響力が強いだけに、どうしても米国市場、外国人の動向からは目を離せない。
・ポールソン財務長官は、「Freddie Mac/Fannie Mae」が発行した
住宅ローン担保証券の内の約160兆円が海外保有と発表。
公的資金の必要性を提言。
・ガソリン卸価格を市場連動型に(今年10月頃から徐々に)
=日経テクニカル(移動平均かい離率)=
25日 〜13377.20円(-0.48%)。昨日は13418.62円(-1.74%)。
75日 〜13686.39円(-2.72%)。昨日は13687.41円(-3.67%)。
200日〜14300.30円(-6.90%)。昨日は14317.89円(-7.91%)。
総合かい離率〜-10.10%。昨日は-13.32%。
東証1部騰落レシオ〜75.13%(+2.59)。昨日は72.54%(+0.58)。
週末からの3連休中の世界相場の好調さを元に本日は大きく反発。この薄商いの中では流石にCTA等の影響が強く、今日はそれらの動きで相場が動いたようである。つまり今までのショートが一気に吐き出された感がある。ショートの吐き出しが大方終わりとなれば、明日以降はロングの調整となるかもしれない。
大半の米大手金融機関の決算が発表された。サブプライム関連損失を整理してみると・・・・
1.シティG〜116億ドル。2.メリルリンチ〜97億ドル。3.バンクオブアメリカ=52億ドル。4.リーマン・ブラザース〜40億ドル(3〜5月期)。5.JPモルガン・チェース〜32億ドル。となっている。しかしサブプライム関連全ての損失計上が終わった訳ではない。
・6月全国スーパー売上高は、1兆0814億円(↓0.9%)。前年同期比。
3ヶ月連続。
・信越化学(4〜6月期)決算〜売上高3407億円(↓0.5%)。純利〜514億円
(↑12.9%)。前年同期比。
=日経テクニカル(移動平均かい離率)=
25日 〜13418.62円(-1.74%)。先週末は13465.40円(- 4.91%)。
75日 〜13687.41円(-3.67%)。先週末は13687.47円(- 6.45%)。
200日〜14317.89円(-7.91%)。先週末は14334.15円(-10.67%)。
総合かい離率〜-13.32%。先週末は-22.03%。
東証1部騰落レシオ〜72.54%(+0.58)。先週末は71.96%(-0.61)。
NY原油は130ドル/1バレルを割った。このまま原油の下落が続けば資金が株式市場に戻ってくるかもしれない。米メリルリンチの4〜6月期の決算発表は1兆円超の損失計上となった(4期連続の赤字決算)。
日経平均13000円ラインを割り込むまでは底堅いサポートラインだったが、直近の13000円は上値の抵抗ラインとなっている。サプライズや好材料が欲しいところだが、現状の市場エネルギーでは大きな反発は期待しづらい。明日から日本市場は3連休。今晩のシティグループの決算発表はしっかり確認しておきたい。
・米政府系住宅金融機関2社(Freddie Mac/Fannie Mae)の15兆円以上の
債権を日本の民間金融機関が保有。そのうち農林中金は5兆5000億円の
保有を発表。
・Freddie Macが自力で増資を発表したが・・・
・6月全国百貨店売上高〜7.6%↓(前年同月比)4ヶ月連続の前年割れ。
全国売上〜5880億円。東京圏は1525億円(7.4%↓) 。
・6月粗鋼生産〜3.9%↑(対前年)。
=来週の主な予定=
7/21(月)〜米6月景気先行指数/バンクオブアメリカ、アップル決算。
7/22(火)〜KDDI,米ワコビア、米ヤフー決算。
7/23(水)〜米地区連銀経済報告(ベージュブック)。GM決算。
7/24(木)〜6月貿易統計。米6月中古住宅販売。クレディ・スイス決算。
7/25(金)〜6月全国消費者物価/米6月耐久財受注。ホンダ決算。
=日経テクニカル(移動平均かい離率)=
25日 〜13465.40円(- 4.91%)。昨日は13512.20円(- 4.61%)。
75日 〜13687.47円(- 6.45%)。昨日は13685.51円(- 5.82%)。
200日〜14334.15円(-10.67%)。昨日は14352.14円(-10.20%)。
総合かい離率〜-22.03%。昨日は-20.63%。
東証1部騰落レシオ〜71.96%(-0.61)。昨日は72.52%(+3.66)。
今週も1週間お疲れ様でした。
16日米ウェルズ・ファーゴの好決算もありNYダウは反発。日経平均も13000円台への回復を期待したがそこまでは伸びなかった。
今日の日経平均の日中値幅は76.81円。年初からの薄商いの状況の中でも今年の日中値幅平均は200円を越えている。明らかに投資家心理は(金融不安に対して)疑心暗鬼となっており、連日の薄商いが物語っているようである。上昇トレンドに入ったとしても、まだまだ続く金融不安への注意は怠れない。
今夜はJPモルガン・チェースやメリルリンチの決算発表が予定されている。それらに対する米国市場の反応も踏まえ慎重に見ていきたい。
=投資主体別売買動向(7月2週)=
・外国人〜2239億円の売り越し(3週連続)。
・個人〜30億円の買い越し(5週連続)。
・中国GDPは、4〜6月期10.1%↑(前年同月比)。前年同期比は
2.5P↓。伸び率は鈍化してきている。因みに1〜3月期は10.6%↑。
・本日より「じぶん銀行」開業(KDDI三菱東京UFJが共同出資)。
au同士なら携帯番号のみで振込みが可能。
=日経テクニカル(移動平均かい離率)=
25日 〜13512.20円(- 4.61%)。昨日は13552.22円(-5.83%)。
75日 〜13685.51円(- 5.82%)。昨日は13680.68円(-6.72%)。
200日〜14352.14円(-10.20%)。昨日は14369.26円(-11.19%)。
総合かい離率〜-20.63%。昨日は-23.74%。
東証1部騰落レシオ〜72.52%(+3.66)。昨日は68.91%(-1.30)。
久々にインテルの好決算という外部環境からのニュース。しかし好感されながらもそれほどの反発にはならなかった。昨日のポールソン財務長官、FRBバーナンキ議長の発言も熟考してみると、バーナンキ議長発言の公定歩合の利下げしか、直ぐには実現出来ないように思える。
直近の原油価格の下落は喜ばしい事ではあるが、日銀白川総裁やバーナンキ議長もインフレ率の上ぶれ、成長率の下ぶれを示唆しており、まだまだ金融不安は続くようである。買い材料乏しく厳しい局面ではあるが、総合的には底はそろそろという感は見えてはきている。
・2008年度実質成長率を2.0%→1.3%へ。名目成長率は2.1%→
0.3%へ。
・インテル4〜6月期決算〜売上高94億7000万ドル(9%↑)。純利益は16億
100万ドル(25%↑)。7〜9月期見通し〜売上高100億ドル〜106億ドル。
・SEC(米国証券取引委員会)〜日米欧の19の大手金融機関に対し、
借株の裏付けの無いカラ売りの禁止(米国市場のみ)。
.明日はJPモルガン・チェース/メリルリンチ/マイクロソフト等が
決算発表。
=日経テクニカル(移動平均かい離率)=
25日 〜13552.22円(-5.83%)。昨日は13609.13円(- 6.27%)。
75日 〜13680.68円(-6.72%)。昨日は13681.47円(- 6.77%)。
200日〜14369.26円(-11.19%)。昨日は14387.52円(-11.34%)。
総合かい離率〜-23.74%。昨日は-24.38%。
東証1部騰落レシオ〜68.91%(-1.30)。昨日は70.21%(-0.74)。
*昨日分の記述で「先週末」と記入間違えしました。正しくは「昨日は」となります。お詫び申し上げます。


